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要旨:中日両国とも色彩の運用を特に重視し、場面によって、交流の間には、お互いに新鮮な文化を与え受け入れる。今、中日ともが高度成長していて、婚葬祭における色彩文化が影響を受けて、微妙な変化が現れてきた。 現実世界では、色彩は多種多様である。カラフルな世界を描いた時、色彩語が使われている。読者は物事の形態、状態を描写する色彩語を通して、速かに物事の視覚特徴を捉えていることができる。それだけではなく、色彩語はただ色彩を表すだけではなく、その色彩から派生された表現にも使われる。その同時には、国によって、同じ色彩まったく逆な意味になる場合もある。色彩の内包の差別を見ると、民族心理、社会歴史文化はかなり深いところでつながっている。季慶芝(2010)「中日色彩文化含义的比较——以红、白、青为中心」という本文で、赤、白、青の間に中日色彩文化での共通点と相違点を分析する。以上の先行研究を踏まえながら、対比法という手段を利用して、中日色彩文化の比較について考察してみようとしている。結婚式には、中国の方は赤が好みであり、日本人は白が好みであると言えよう。日本では、結婚するとき、新婦の婚儀衣装はすて白いのであり、新郎は黒の着物姿である。中国従来の風俗では、一式的に喪服は自である白」は昔も今も死を象徴する役柄を与えられている。現代の日本の葬儀においては、喪服は黒や薄墨色が一般的である。また、和服の場合は主と主の配偶者が白色の服を着用することもある。両国とも赤などの派手な色はふさわしくないとされている。つまり色彩は人間の認識、感情や意志などの心悪活動を反映しているわけである。色彩の文化意味から、中日両国の文化の異同をよりいっそう深く理できると思われる 。
キーワード 日中 色彩 比較 文化意味
目次 要旨 中文摘要 1 はじめに-1 2 婚礼における色彩-1 2.1 婚礼における中国の色彩―「赤」-1 2.2 婚礼における日本の色彩―「白」-2 2.3 婚礼における中日の色彩文化の比較 -2 2.3.1 同じ点-2 2.3.2 違う点-3 3 葬儀における色彩-3 3.1 葬儀における中国の色彩―「白」 -3 3.2 葬儀における日本の色彩―「黒」 -4 3.3 葬儀における中日の色彩の比較 -4 3.3.1 同じ点-4 3.3.2 違う点-5 4 中日の色彩語の内包の差別の原因 -5 4.1 民族心理の相違-5 4.2 社会歴史文化の影響-6 5 おわりに-7 謝辞-9 参考文献-10 |