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要旨:「擬態語」とは視覚・触覚など聴覚以外の感覚印象を言語音に写した語ということである。例えば、腕をぐるぐる回す」における「ひらひら」「ぎっしり」「ぐるぐる」は擬態語である。「ぐーぐー」、「すやすや」、「うとうと」のように、寝ることを描写する擬態語である。さらに、「ぐーぐー」は寝るとき、いびきをかく様子を生き生きと描写するのであり、「すやすや」はよく眠る様子を修飾するのであり、「うとうと」は居眠りをする様子を述べるのである。 本文では、長く説明がくどいこれらの表現に比べるとオノマトペを使った前者の表現の方が、インパクトがあり、一言でモノの様子をわかりやすく伝えているのではないだろうか。日本での生活では常に近くにありながら、日本語教育の現場においてはあまり注目される機会の多くないオノマトペについて、その分類、用法、また日本語学習者の擬態語に対する理解度について考察していく。 本論は四つの部分に分けて展開する。 第一部分では、先行の研究をにとらえつつ、本論文における問題設定を行いながら研究目的を示している。第二部分では、本論文の眼目である。日本擬態語習得に見られる本語擬態語の分類、用法、また日本語学習者の擬態語としての理解度を論じる。第三部分では、日本現状によると、擬態語の使用状態を述べていく。擬態語を深めて理解することを提出する。第四部分では、前の三部分から得られる結果を踏まえ、結論をまとめ、また、擬態語をヒントに学習法を検討する。
キーワード:擬態語、分類、用法、学習法
目次 要旨 中文摘要 第一章-序論 1 1.1-研究の背景 -1 1.2-研究の目的と意義 -1 1.3-先行研究 -2 1.4-本論文の構成 -3 第二章-擬態語とは 4 2.1-擬態語の定義 -4 2.2-擬態語の活用 -4 -2.2.1-動詞として-4 -2.2.2-形容詞として-5 -2.2.3-副詞として-5 -2.2.4-名詞として-5 2.3-擬態語の派生 -5 -2.3.1-擬態語の動詞への派生-6 -2.3.2-擬態語の名詞への派生-6 -2.3.3-擬態語の形容詞への派生-7 -2.3.4-擬態語の形容動詞への派生-7 2.4-擬態語の音象徴 -8 -2.4.1 清音、濁音.-8 -2.4.2 母音、子音.-8 第三章-擬態語の現状 10 3.1-商品、会社名、テレビ、新聞、雑誌等における擬態語の例 .-10 3.2-漫画における擬態語例 .-10 第四章-擬態語の使用状態による擬態語勉強の必要性と学習法 13 4.1-必要性 .-13 4.2 学習法-13 第五章-結論 15 謝辞 16 参考文献 17 |