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要旨:日本語は古くから吸収能力に優れている言語である。古代の日本語は中国語を参考にして、自分の仮名システムを作り、自らの言語が作られた。近頃日本で、外来語の使用頻度はますます上昇してきた。このような現象の原因は日本人が西洋への崇拝する心理だけだとある人は思う。でも筆者は、この現象はグローバル化の下で不可避な傾向だと考えていて、さらに先進国の先進文化を積極的に取り入れる現象である。この点は日本民族古くからの特徴と長所である。明治維新以降の近現代では、日本語は英語をはじめたくさんの西洋語を吸収することになった。そのお蔭で、日本はいろいろな分野で激しい進歩が取れて、先進国の行列に入るようになった。だが、時期によって、外来語の特徴は変わっている。 16世紀から17世紀中期にかけて、日本では統制の強化が結びつけて、いわゆる「鎖国」政策が行われていた。当時、海上貿易において、ポルトガル商船の出入港のみ許可されていたゆえで、ポルトガル語もその時代の主な外来語になったようである。その後、オランダの海上貿易も全盛期を迎えて、西洋文化との架け橋として、オランダ語も次第に日本の外国語の中に現れてきたとのこと。18世紀から19世紀にかけて、イギリスと米国が次々と世界を制覇して以来、英語が主な外来語になってきた。さて、時代の変遷によって、外来語の特徴がちょうど当時の世界のトレンドを見せてくれたのではないかと思われる。 総じて言えば、日本の外来語にはそれぞれの時期における特徴を持っているだけではなく、違う時期になったり自然にその時期の変化傾向を表したりしているのである。昔では、日本も一時的に先進国だった中国に憧れて、我々の言語を学んでいたのだろう。近代化が進むにしたがって、日本語の外来語も資本主義経済の先進的な生産力の影響を受けて、だんだん変化しているのである。ここまでの比較に基づいて、筆者としては、日本語の外来語の変化傾向が先進的な生産力の発展に深く繋がっていることが言えるだろうと思っている。本文は、『日本語外来語多機能辞典』をもとにして、外来語の変遷を探求してみる。 キーワード:外来語 変遷 歴史 成り行き
目次 要旨 中文摘要 はじめに1 1.外来語の定義と語源1 1.1外来語の定義1 1.2外来語の語源2 2.『日本語外来語多機能辞典』から見る日本語の変遷2 2.1『日本語外来語多機能辞典』に関する調査2 2.1.1調査対象 3 2.1.2調査項目並びに分類方法3 2.2時代によって外来語の特徴5 3.外来語の使用現状6 3.1外来語の使用現状6 3.2外来語導入の原因の考察7 4.外来語の変遷からみる日本社会の発展8 おわりに9 参考文献10 謝辞11 |