要旨：いままで国内外女性労働に関する研究の中で、自国についての研究は多いが、自国と特定対象国の比較研究はまだ少なく、女子大学生の角度からの研究はあまり見られないようである。本稿は中日両国の女性就職観の比較研究をテーマとして、主に新卒者の視点から中国と日本の女性就職観及び就職観に影響する要素などについてを論述したいと思う。この論文は大体五つの部分からなる。第一部分はこの論文の研究目的及びその研究意義などを紹介する。第二部分は中日の女子大学生の就職現況及びその分析を紹介する。第三部分は女子大学生の就職に影響する要素を分析する。主に主要要素の社会世論、家庭原因及び経済問題から中日両国の女子大学生就職差異の原因を調査する。第四部分は会社の雇用慣例という視点から女子大学生の就職に影響する制度要素を分析する。第五部分は中日の女子大学生の就職傾向を比較する。

　以上の分析を通じて、中日両国の女性新卒者の就職観が違う原因を探り、自分自身の実際状況を踏まえて、正しい就職観を樹立して、自我価値を実現する。

キーワード：女子大学生；就職；社会政策；企業雇用

目次

要旨

中文摘要

1.はじめに1

1.1 研究目的

1.2 先行研究

1.3 研究の方法と意義

2.中日の女子大学生の就職状況の比較2

2.1 中国女性新卒者の就職状況

2.2 日本女性新卒者の就職状況

2.3中日女性新卒者の就職の差異

    2.1.1就職領域

    2.1.2給与

3.中日女性新卒者の就職観念に影響する要因の比較2

3.1社会問題

3.2 経済問題

3.3政府政策

4.中日の企業は女性新卒者に関する就職政策の比較3

4.1 雇用政策

4.2 企業の態度

5.中日の女性新卒者の就職趨勢の比較5

5.1 ワーク場所の変化

5.2 ワーク時間の変化

6.おわりに

参考文献.16

謝辞.17