要旨：科学技術の発達している現代、妖怪は娯楽として漫画やアニメ、映画などに頻繁に登場するが、人々と妖怪との生活範囲はかなり近くなったが、一方で妖怪は人間社会とのリンクをほとんど消失し、ひとつの物語のキャラクターとして認識されることになった。そのため、現実社会から新しい妖怪が生まれることは難しいだろう。

しかしいずれの時代でも社会現象をモチーフとした妖怪が存在し、狂気や無念などの「悪念」に名前をつけ、皆がそれをそう認識することが妖怪化・怪異化の条件となること、また当時の人にとって接触の少ない場所がその居場所となることは一貫しており、今後もこれらを足がかりにした妖怪が生まれると予測する。

キーワード：妖怪；現代；推測

目次

要旨

中文摘要

1.序文.1

2.前時代の妖怪について.2

2.1平安時代

2.1.1時代背景

2.1.2.妖怪の特徴

2.2江户時代

2.2.1時代背景

2.2.2妖怪の特徴

2.3昭和時代

2.3.1時代背景

2.3.2妖怪・怪異の特徴 

3.三時代のまとめ8

4. これから生まれる妖怪・怪異の予測8

　4.1背景

4.2これからの妖怪 

5.結語.10

参考文献.11

謝辞.12