要旨：私は日本人に対して二つの違う印象があった。それは戦争時代の残酷な日本軍人にたいする印象と優しい日本人先生にたいする印象である。これによって、私は日本及び日本人のことに興味を持つようになった。ちょうど冬休みの時、ある日本人の書いた「素顔の日本」という評論を読んだ。さらにいろいろな資料を捜しながら調査をしているうちに、日本や日本人についての理解はより一層深くなってきた。

論文の中に主に日本の三つの面を書いた。それぞれはマッカーサー元師の言った”十二歳の国日本”という言葉から展開して、主に自然や歴史の影響によって形成した日本人の性格を述べ、｢菊と刀｣の中にある矛盾した性格を持つ日本人といった名句をきっかけに、日本人の生活習慣、人間関係のことを述べ、中国にある日本人、日系企業のことへ論を展開させた。

つまり、日本人は温和な性格の持ち主である。いつもお互いに人間関係を大事にして、自分の気持ちをはっきりと表現することは少なかった。現在も普段の生活でなるべく感情を抑え、人前で目立たないようにすることが多い。職場においても、自分と近い関係の上司や友人に気を使う。中国で働く日本人も中国人の従業員に対して、日本で身についた日本的温情主義を適用しようとする。

このような日本人の本質を理解することによって、私は中国人と日本人の関係が、より一層親密になることを希望したいと思う。

キーワード:素顔の日本、温良な性格、生活習慣、人間関係。