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要旨:日本語を勉強する間、中国学習者は常に「は」と「が」の違いに困っている。両者について日本人の先行研究がたくさん出た。例えば、日本人の学者野田尚史は五つの原理をまとめた。新情報と旧情報、現象文と判断文、文の中と節の中、対比と排他、措定と指定などから「は」と「が」の使い分けを区別した。また、中国人の先行研究もたくさんある。例えば、「中国語母語話者に対する『は』と『が』の指導法」という論文を通して、徐一琳先生(早稲田大学日本語教育研究所)は「主題と主格の日中対照研究による」という方法を提出した。 本文は中国学習者の視点から、「は」と「が」の使用が文型によって三種に分けた。単文、複文と「~は~が~」という文型について分析するつもりである。単文の場合には、判断文、描写文と存在文に分けた。複文の場合、特殊な条件文を除いて、他の複文が普通同じ原則を守り。すなわち、主な主語は「は」で表し、従文の主語は「が」で表す。最後、「~は~が~」という文型も中国学習者によって困っている問題である。だから、この文型を中心に二つの面から分析する。 本文は文型の角度から「は」と「が」の使い分けを分析することを目指す。しかし、ほかにはまだいろいろな問題が残っている。本論文は中国学習者には少しでも役に立つことと期待している。
キーワード:「は」 「が」 文型 単文 複文
目次 要旨 中文摘要 はじめに1 1.「は」と「が」の基本的な用法2 1.1「は」の基本的な用法2 1.2「が」の基本的な用法2 2.「は」と「が」について単文の場合3 2.1判断文の場合3 2.2描写文の場合4 2.3存在文の場合5 3.「は」と「が」について複文の場合6 3.1普通の複文の場合6 3.2条件文の場合7 4.「~は~が~」という文型について8 4.1「整体と局部」を表す場合8 4.2主体の能力、需要、嫌いと好みなどを表す場合9 終わりに9 参考文献11 謝辞12 |