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要旨:日本の女性用語は、日本語の言語特徴の一つとして、数多くの研究者に知られる。国内では女性用語に関する研究も多いが、ほとんどは概略的な紹介と女性用語の発展史である。しかし、日本の女性用語は出現してから今それに含まれる敬語が日本語固定表現の一つになるまで千年の歴史もあるし、これらの研究も直観的な言語材料を欠かすから、研究の結果は新たなものがなく、説得力もあまり充分ではない。それに、調べた論文やレポートなどから見ると、国内の研究は主に古典と現代の女性用語を巡って進んきたが、近代の女性用語はあまり言及されていない。 本文は近代の女性用語を研究対象にし、直接な言語材料を集めて近代以後の女性用語の変遷を明らかにすればいいと。話し手の感情表し方として、終助詞は女性用語の中の主な表現手段とされている。更に、「わ」は女性用語の代表的な終助詞であると言われる。本文は終助詞を注目し、主人公が女性である映画のセリフを集計して、その中の女性専用終助詞の比率で近代以後(第二次世界大戦)20世紀までの60年間のデータを比較する。 キーワード:女性用語 終助詞 変遷
中文摘要:女性用语作为日语的一大语言特色,在20世纪40年代开始被众多学者纳入研究范围,建树颇丰。国内对日语女性用语研究亦为数不少。但大部分对各个时代女性用语发展变迁的归纳概括,然而女性用语从萌芽开始到现在其敬语表达已经成为一个固定的语言体系持续了一千多年,时间跨度之大并非简单的总结概括就能说明白,且得出这些结论并不是收集直接女性用语材料进行分析从而得出的结论,较为千篇一律。纵观国内关于女性用语的的研究大部分聚焦于传统女性用语和现代女性用语,近代女性用语少有涉及。 因此本论文以近代以后的女性用语为研究对象,通过搜集直接的语料来试图一窥近代以后日本女性用语的发展动向,以及对未来女性用语的发展走向作出预测。终助词作为表示说话人感情的文末表现形式,在体现女性用语的若干特征中占据较大地位,一些终助词如「わ」甚至被认为是女性用语的代表特征。由此本文选择终助词为切入点进行分析,通过收集以女性为主角的近代电影的台词,统计出其中女性专用终助词占全部台词的比率,将近代(二战以后)到20世纪60年间的数据进行比较分析,希望考察出更为细致的变化。 关键词:女性用语 终助词 变化
目 次 要 旨 中文摘要 はじめに-1 1 近代までの日本における女性用語の研究-1 1.1 日本における女性用語の三つの段階-1 1.2 女性用語の萌芽期-2 1.3 女性用語の誕生と「優雅」「上品」-2 1.4 女性用語への制約の強化と遊里語の登場-3 2 近代以後の女性用語の変遷ーー終助詞を中心に-4 2.1 背景-4 2.2 集計対象について-5 2.3 調査方法と調査項目-5 2.4 調査結果と考察-5 3 今後の女性用語について-8 3.1 データについての分析-8 3.2 今後の女性用語-8 おわりに-8 参考文献-10 謝辞-11 |